下水エネルギー~栃木がめざした技術革新は広がっています~
ここ数年の地震や台風。
規模が大きすぎやしませんか?
徐々に進行している地球温暖化の恐ろしさを
肌で感じる今日この頃です。
環境活動家の少女が、声を震わせながら主張した国連のスピーチをみると
Co2削減などの環境改善は、
もっともっと優先度をあげて考えるべきとも思わされました。
そこで少し調べてみたのですが、
いま、日本の発電は火力発電がメイン。
・LNG(液化天然ガス)・・42.1%
・石炭・・・・・・・・・・32.3%
・石油・・・・・・・・・・9.3%
ー引用:経済産業省エネルギー庁「エネルギー白書2018」-
この3種類の燃料を使う火力発電は
全体の8割以上なのだそうです。
ちなみに、原子力発電は、1.7%。
データをみると、東日本大震災以降、大幅に減っていました。
そして、今後増やしていきたい再生可能エネルギーは、6.9%。
少しづつ増えてはいますが、
まだまだ課題の余地が多いといったところなのでしょうか?
栃木県で稼働する下水発電。
これはれっきとした再生可能エネルギーです。
県央浄化センターをはじめ、
4か所で開始されたメタンガス活用により新しい発電は、
売電制度の閣内第1号の認定を受けるなど
新しい取り組みを始めたのが2015年。
もう4年前になるのですね。
いまや、下水を活用した消化ガス発電は、
島根県、岩手県、北海道、長野県、岐阜県、大阪市、神戸市など
全国に広がっているようです。
下水を新しいエネルギーに変換して使う。
こうした循環サイクルは、
これからもどんどん広がってほしいですね。
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